人をバカにしてしまう原因は、自分のコンプレックスだった
人を見下す感情。
人をバカにする感情。
それによって自分を相手よりも優位なのだと捉えようとすること。
これらは、全て相手への嫉妬心。
つまり、自分の満たされない何かが原因になっている。
僕は、人をバカにする時がある。
「よくそんなクオリティーでアウトプットできるよな。」
「なんでそんなに思考が浅いの?」
「何度言ったら理解できるんだよ」
「だからさっき言ったじゃん」
「よくニートなのにのうのうと生きてられるよな」
少し表現に誇張はあるが、このように感じたことがある。
でも、全て自分の満たされないものを満たしている相手への嫉妬心が、相手を見下すという思考になっていたことに気づいた。
「よくそんなクオリティーでアウトプットできるよな。」
→心の声「俺だったら、恥ずかしくてこんなアウトプットできない」
→「自分は人の目を気にしてしまうから、気にしない相手が羨ましい」
「よくニートなのにのうのうと生きてられるよな」
→心の声「お金も稼がず親に依存して恥ずかしくないのか」
→「他人の目を気にせず、お金をもらって生活できている相手が羨ましい」
こんな感じで、見下す感情って、つまりは、自分の満たされないものを満たしている相手への嫉妬心なんだなと。
だからこそ、考えて欲しい。
相手を見下してしまったり、誰かと比較することで自分の自尊心を保っている人に。
その感情の裏に隠れている、自分の本当の声に耳を傾けてあげて欲しい。
人をバカにするのではなく、自分の本当の声を満たしてあげる方法を考えよう。
その方法を知るには、きっと、今までバカにしていた相手が最高の先生になるはずだから。
無知の知。
誰からでも学ぶ姿勢が、人生を豊かにする。